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何故いまさら新しいSNSを作ったのか

この前の10/2にwww.agoraful.comを公開しました。

せっかく作ったので、なぜ作ったのかを適当に文章に残しておこうと思います。

TwitterとSlackを知っているという前提で書きます。

 

まず、このサービスの目的は「数十や百以上のネット上のコミュニティーで活動することを現実的にすること」です。

この記事で言う「コミュニティー」は以下の様なものを想定しています。

  • 何かしらのプログラム言語やライブラリ、エディタの使用者の集まり
  • あるアーティストに興味を持っている人の集まり
  • 「鹿児島の温泉を巡る会」みたいなやつ
  • 「ピュアイリュージョニスト達」みたいなやつ
  • 「肉体改造部」みたいなやつ
  • その他のオープンな集まり

また「活動する」は、少なくとも年に数回は、なにかしら書き込んだりするくらいのものを考えています。

 

まず設計についてですが、この目的を達成するには、主に以下のことに気をつける必要があると考えました。

  1. コミュニティーごとに顔を変えたい場合がある
  2. 人が多くなっても、まともに使えるか
  3. 面倒臭さを減らす

1の「コミュニティーごとに顔を変えたい場合がある」というのは、人によってはFacebookTwitter、匿名掲示板サイトなどで投稿する内容が違っていたり、Twitterで趣味ごとに別のアカウントを用意したりすることを言っています。

要するに、「実名アカウント」「オタク友達用アカウント」「18禁アカウント」みたいに分けて、それぞれで別人を装いたい人がいるということです。

Twitterで複数のアカウントを使う理由として、同じアカウントで様々な内容の投稿をするとターゲットが絞れないから、というものもあると思いますが、ここではそれは考えていません。

 

2の「人が多くなっても、まともに使えるか」は、人が増えすぎて、まともに欲しい情報を追うことができなくなっている感のあった、某プログラミング言語のSlackと某ライブラリのDiscordを見たことがあったのを元にしています。

Slackのチャンネルなどを増やして分散すればいいという話かもしれませんが、前述の2つはそれをやっていませんでした。それは、チャンネルを直感的に探せる状態を維持したかったのだと考えています。

というか、Slackはチーム用のツールとして、Discordはゲーム用のチャット・ボイスチャットツールとして作られたものらしいので、そもそもそのような状況は考えていないのでしょう。

 

3の「面倒臭さを減らす」というのは、多くの人がネット上のコミュニティーに参加するときの条件式として持っているだろう「参加の面倒さ < 参加したさ」の左側の変数を小さくすることによって、年に数回レベルの活動しかする予定のない人でも気軽に参加できるようにする意味があります。

具体的な面倒臭さとして、登録の面倒臭さ、使い方を覚える面倒臭さ、アカウントを管理する面倒臭さ、などが挙げられます。

 

そして、いろいろ考えた結果、サービスの概要は以下のようになりました。

  • 「Sign in with Google」などの外部サービスを使ってログイン
  • ユーザーと呼ばれるものを複数作って簡単に切り替えることができる
  • スレッド上で投稿する
  • グループは複数のスレッド・メンバー・小グループを持つことができる

かなりシンプルなので、あまり真新しさはないですが、この特徴が全部揃っているサービスはこれまでには無かったのではないかと思っています。

 

実装に関しては、以下の図(GitHubのコミット)を見る限りでは公開までに実質四、五ヶ月くらいかかったことになります。また、使ったフレームワークやツールなどについては、別記事で書こうと思います。

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長くなりましたが、少しはこのサービスのコンセプトが伝わったのではないかと思います。コミュニティーを作るときに、このサービス上で運営することも選択肢の一つとして考えていただけると大変嬉しいです。

どうか、このサービスをよろしくお願い致します。🙇

 

最後に、部分部分の機能の実装を手伝ってくれたNotFounds (@NotFounds8080)と、ダメダメだったプロトタイプのデザインを廃して、随分と良いUIにしてくれたまつも (@mtm_shoya)には本当に感謝しています。

今すぐにでも報酬を支払いたいのですが、このサービスによる収支が現状マイナスしかないのもあって金銭的に厳しく、非常に心苦しい状態です。